当組合のホームページはかなり昔から存在していましたが、現在の職員が誰もホームページが作られた経緯を知らないほど、全く管理されていない状況でした。ちょうど組合が改革の時期を迎えていて、様々な新しいシステムを導入していくなか、ホームページももっと利用されるページにしていく必要性を感じ、予てより関西ぱどさんから提案を受けていたこともあり、リニューアルに踏み切りました。

しかし当組合は営利団体ではなく、組合員の皆様から頂いている予算を使うためには各種委員会の承認が必要でして、その承認を得るために担当の山下さんには何度も説明にお越しいただきました。ネットに明るくない役員も多い中、わかりやすく説明していただき、大変感謝をしております。

組合は独特な組織であり、内情が解っていないと難しい部分が多いのですが、関西ぱどさんには隔月で発行している機関紙の制作を昔からお願いしており、事情をよくご理解いただいていたので迷うことなくお願いすることができました。取材でうまく話を聞き出してくれ、こちらがやりたいことを汲み取って、ピンポイントで提案してくれるのは非常に助かりましたね。また、長いお付き合いですので当組合に担当の山下さんを知っている者が多く、誰もが緊張せず相談できたことも大きかったと思います。

新型コロナウイルスが流行しだした頃にリニューアルが始まったので、リニューアルの期間が長期化しましたが、担当の山下さんには何度も相談に乗っていただき、無事に公開までたどり着くことができました。色々無理なことも言ったと思いますが、いつも笑顔で対応いただき有り難かったです。

また、リニューアルによって「お知らせ」などのページを自由に更新できるようにしていただきましたが、その際の説明がとてもわかりやすく、簡単に更新できるようになりました。リニューアルが進むうちに要望がどんどん膨れ上がっていき、予算も膨大になってしまいそうでしたが、本当に更新が必要な箇所を的確に提案いただき、費用を抑えられた点も良かったです。

ホームページのお問い合わせフォームが活性化したことで、24時間いつでもお問い合わせいただけるようになったことが大きな変化ですね。飲食店を経営する皆様は平日の日中にはなかなか時間を確保しづらく、当組合は土日にお休みをいただいているため、連絡が困難な状況だったのですが、メールでの回答ができるようになったのでその点が大きく改善されました。

また、ホームページがデータベースとしての役割を果たすようになったことも大きな変化です。多くの組合員様が利用される健康保険のパンフレットや各種資料をホームページに掲載することで、口頭でご質問いただかなくても空いた時間にご自身で確認いただけるようになり、様々な方に喜んでいただいています。

一番大きな反響があったのは、新型コロナウイルスが猛威をふるっていた時期ですね。ホームページのお知らせ欄で助成金についての情報を掲載していたのですが、お問い合わせが殺到しました。もしホームページの更新が間に合っていなければ、電話や窓口で大量の問い合わせに対応することになっていたと思うとヒヤッとします。

それとは別ですが、ホームページに入って来られた方の検索キーワードをチェックすると、これまで「健康保険」とか「大阪飲食店」といったキーワードで引っかかっていたのですが、「大阪で美味しいお店」といったニュアンスの探し方でもページにたどり着く方がいました。これまで全くホームページの認知がなかったことを考えると、非常に大きな変化だなと感じています。

ホームページに必要とされる機能は非常に流動的で、リニューアルを決意した際には必要ないと思っていたものが、公開時には必要になっているなど絶えず変化します。関西ぱどさんは取材も得意とされていますので、これからも私達のニーズを汲み取っていただきながら、様々な提案を続けていただきたいです。そして今後のことを考えると、ホームページの更新ができる人間が増えた方がいいと思いますので、引き続きサポートをしていただければと考えています。これからもどうか末永くよろしくお願いいたします。