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こんにちは、今月よりブログ担当に仲間入りしましたビーバーです。
「ホームページは必要だけれど何から始めればいいか」また、「今のホームページに不満があり、リニューアルしたいけどまた失敗したくない」
といったお悩みはありませんか。
今やお客様は購入前に必ずといっていいほどホームページやSNSを確認しています。ホームページは自社の営業マン。営業マンのでき次第で集客効果が変わってきます。
成果の出るホームページを依頼するために、押さえておくべき準備についてお伝えします。
目次
1:ホームぺージを発注する前に
2:事前準備<自己分析編>
3:事前準備<素材編>
1:ホームぺージを発注する前に
イメージする希望のホームページ・効果の出るホームページを制作するために、依頼する際の大切なポイントがあります。制作側の視点から成功のために役立つポイントついてご説明します。
まず一番大切なことは、「ホームページ制作にはクライアント様の協力が不可欠」だという点です。なぜなら、クライアント様の「商品・サービスの特長」や「コンセプト」がはっきりしていないとデザインや担保するべき機能・PRするべき要素が決まらないからです。
クライアント様の中には「プロにお任せすれば大丈夫ですよね!」と100%お任せスタイルの方もおられます。確かに関西ぱどではたくさんのホームページ制作実績がありノウハウを蓄積していますし、大事な要素や含めるべきポイント、SEO対策など色々ご提案をしてホームページを制作していきます。しかし、クライアント様の商品・サービスをきちんと分かっていないと私たちは想像で勝手に作り上げることになります。例えばメーカー様であれば「どんな用途のどんな物を作っているのか」「どういったお客様が購入されるのか」「競合他社と比べた強みは何なのか」こういったことを理解せずに作成しても、お客様は「買いたい(注文したい)」とはならず、「イマイチピンと来ない特徴のないホームページ」という印象を与えてしまいがちです。そしてクライアント様にとっては「何か思ってたのと違う」となってしまうのです。
そのため、クライアント様には「制作会社と一緒にホームページを作り上げる」というマインドで会社や商品・サービスについて情報を共有し、時にはアイデアを出し、必要な場合は社内インタビューや撮影等にもお力添えいただきたいのです。
また、ホームページは公開して終わりではありません。公開してからも効果を確認し、コンテンツやターゲットの見直しなどを行い、改善と検証を繰り返して育てていく事が大切です。「どこまで手がかけられるのか」公開後の更新・管理まで含めた計画も大切です。
2:事前準備<自己分析編>
次にクライアント様で事前に準備をしておくと進行がスムーズになる要素をお伝えします。
まずは「目的」「コンセプト」「ターゲット」です。この3つはホームページ制作の土台となる部分です。
「なぜホームページが必要だと思ったのか」、そして「どういう会社だと印象付けたいのか(信頼できる、親しみやすいなど)」「どんな人(年齢や性別、嗜好など)に何をしてほしいのか(資料請求や問合せ、購入など)」を考えておくとよいでしょう。
とくにリニューアルの場合は、「今のホームページで不足していることや問題点」「もっとこうしたい」といったことを具体的に制作会社に伝えることをおすすめします。そうすれば制作会社から要望に沿った提案を得られるでしょう。
次にたくさんの会社の中からお客様に選ばれるために必要なことが「自社の商品・サービス・事業の強みや特長を知る」ことです。自社や競合他社・店舗について一番よく知っているのはクライアント様であり、それを分かりやすくお客様に伝えることができれば魅力的なホームぺージになります。とはいえ、改めて「強みは何ですか?」と聞かれると上手く答えられないという方もおられることでしょう。きっちりと文章にまとめられなくても大丈夫です。例えば建築会社様であれば「いつもどんな思いで仕事をしているか」「どういったニーズを取り入れた商品なのか」「お客様に喜ばれていることは何か」「こだわっている部分はどこか」といったことを制作会社に伝えれば、それをヒントに提案することができます。
関西ぱどでは競合他社と差別化し、効果の出るホームページ作成のための「競合比較調査」も行っています。競合先のホームページを分析し比較して、クライアント様の打ち出すべき強み・魅力を洗い出しています。
その他には「絶対外せない条件や入れたいこと」「納期」、「(リニューアルの場合は)現在のホームページのアクセス状況」もなるべく早い段階での共有をおすすめします。途中で「やっぱりこれも入れて欲しい」「急に納品期日が1か月早まった」となると計画がくるってしまい大幅にやり直しが発生しかねません。
現在のホームページのアクセス状況は「何がお客様に一番見られているのか」を知り、新しいホームページでもその要素を目立つ位置に置くなど参考にすることができます。
3:事前準備<素材編>
次にホームページ制作に使用する素材を準備しましょう。
主には「①写真画像や動画データ」「②ロゴ画像・デザインデータ」「③会社資料(概要・パンフレット・カタログなど)」「④求めるイメージに近い参考ホームページ」「⑤サーバー・ドメイン・FTP情報」です。
①写真画像や動画データ
会社や店舗の外観内観、商品やサービス、代表者やスタッフなどホームページで使用したい写真画像を用意しましょう。写真は非常に大切です。過去の写真画像も含め、使えそうな画像はできるだけ多く用意しましょう。使える画像がない場合は、この機会にプロカメラマンに撮影してもらう、または素材サイトでイメージに近い素材を探すことになります。素材には有料素材と無料素材がありますので、購入予算をかけられるかも検討しておきましょう。
②ロゴ画像・デザインデータ
ロゴは会社のシンボルマークです。デザインデータがあれば最適ですが、画像データでも画像サイズが担保されていれば使用できます。ロゴについての取り扱い規定がある場合は合わせて準備しておくと良いでしょう。
③会社資料
会社案内パンフレットや商品パンフレットがあると業務内容や理念、イメージなどが分かり制作会社にとって大変役立ちます。内容やデザインなども参考にすることができます。
④参考ホームページ
他社ホームページで、イメージに近い「デザイン」や「掲載しているコンテンツ」「つけたい機能」など参考になるものをピックアップしておくと求めるイメージの共有がしやすいです。
⑤サーバー・ドメイン・FTP情報
現在ホームページがあり、制作会社にページ作成だけではなく公開作業まで依頼する場合に必要です。インターネット上の住所にあたる「ドメイン」、ホームページ情報を保管する倉庫にあたる「サーバー」、サーバーへ接続するために必要な「FTP情報(ホスト名・ユーザー名・パスワード)」を確認しておきましょう。
「こんなに準備が要るの?」と驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、すべて完璧に揃えなくても大丈夫ですので、ご安心ください。ホームページをご検討中の企業様、「何から始めてよいか分からない」というご相談でもお気軽に関西ぱどへお問い合わせください。